140628~0724 当初は合宿教習が終わったら、山形の米沢まで出て、その後に東海岸側迄出て、南下する予定だったが、途中で気が変わる。結局北海道迄行ってきてしまった。東北は蒸し暑い関東より標高の高い場所では明白に涼しめで(当たり前かもしれないが)、北海道の海岸などでは時には寒気を感じる程の冷風を伴う風にあたる涼しいツーリング。
景観で惜しかった所は主に蔵王山,摩周湖,知床半島など、他にも宗谷岬からオホーツク海側に出るまでの区間、帰り道でも茨木県の多賀郡辺りで夕方から夜に差し掛かる頃に結構な霧が出ていた。摩周湖が特に惜しかったがそこの駐車場の方に聞いた所、観光の際はネットでライブ動画で確認するか、電話で問い合わせてから来る判断をした方がいいとのこと。
- 普通だった所
- 宗谷岬 / 快晴でなかったためか西能登呂岬は見えず。只記念撮影のみ。観光的には普通。むしろ、夕方に稚内~宗谷岬間の国238号を走った時の夕日の風景が心地よかった。むしろ同じ関東からから来られた方が自分の多摩ナンバーを観て話しかけてくれたということもあり、ソーシャル的な意義の深い場所と言う見方も。日常では話しかけられるような身分じゃないので、そんなふうに思えます。北海道の道中でも道すがら話しかけてきてくれた人は皆良い方でした。
- 怖かった所
- 夕方に目星をつけた旅館の空きを確認をする時、てっきり十和田市は十和田湖の近辺だと勘ぐっていて、百数十キロの距離なら間に合うだろうと安易に思っていたが、ナビで実際目的地設定すると50km以上多い距離だった。通話元の場所は忘れてしまったが、アポ先のホテルの受付嬢にチェックイン時間迄間に合いそうでしょうかねぇ大丈夫ですよね等と話していて、自分のバイクの排気量が200ccと返答すると、一瞬沈黙されてしまったw 何しろ樹海ラインという別名の道を日没後暗い中ひたすら走るのである。で、結局夜間真暗で街灯のない道をチェックイン時間迄に間に合うようにとひたすら走ることに。スペアは持っているもののこういう時にヘッドライトのバルブ切れを起こしたらどんなに嫌なものかと思う。到着はチェックイン時間の22:00を数分程過ぎてしまったが、遅番と思しき受付の方が「大丈夫ですよ」とフォローしてくれた。
- 上述にもある知床横断道路は本州での台風の影響もあるせいか、非常に強い暴風雨が発生しており、速度を出してまっすぐ走行するのが困難なほどだったので低速で時折体を屈めて走ったりした。
- 羅臼町の或る素泊まり宿の内湯で御一緒になった、宿と提携してる出張建築業者の出張の一人の方から話を伺っていく過程で、ここだけの話その旅館で何か見てしまった、ある部屋の扉を不意に開けてしまい、そこには確かに塩が盛ってあったらしい、更にその体験もあってこの宿は本当は来たくなかったんだよねということを話されていて、真剣な語りっぷりだった。確かにその旅館はかなり古びていて怖い雰囲気もあり(利用禁止と張り紙のある部屋もある)、この年齢でありながら夜間トイレに行くのに抵抗があった。
- 宮城の県道206号線 / バイクを入手して走りだしてから現時点までで有力のおっかない国道。舗装されてはいるが道路幅が狭い区間&高い崖なのがが被る Youtube車載動画検索
- ツーリング中に壊したもの、劣化したもの。
- クラッチレバー / 米沢で立ちごけさせてしまい、レバーの端っこの球の部分を折った。でも操作に問題なかったのでツーリング続行。
- ヘッドライトバルブ / 中川郡のライダーハウスで宿泊時にヘッドライトのバルブの芯が折れてるのに気が付き、交換。途中のバイク用品ショップで予備を追加購入。
- チェーンの伸び / 出発前に新品にしていた覚えだったものの、出発して一度も潤滑してない&浜辺に降りるなど無謀なことをし、かなり伸びきってしまい。帯広のバイクショップでお願いした所、アジャスターの調整と軽い潤滑を1200円でやってくれた。余りにもお安めだったので煙草を3箱買ってお礼にと渡した。帰ってきたら伸びきっていたので新品に交換した。
- ※本当はもっとある
- 反省・問題点
- 接触不良などによりGPSロガーにルートログされなかった区間が多く、北海道での路程の記録は皆無。(140817 追記 Googleのロケーション履歴というサービスがあり、Nexus7が動作している間は通信して保存していたのを知り、少々安心しました。)
- Nexus7をバイクナビとして利用したがバッテリーの消費が追いつかず、夕方近くには必ず20%以下になる。
- 宿泊施設などの費用がかかったので、こういう遠出ならテントや寝具持参でしっかり準備立てて行くべきだと思う。
- 函館から札幌に向かう道で速度超過のためおまわりさんに捕まってしまう; 本当に北海道は違反取り締まりが多い。数えていないがフェリーに乗って帰る迄に8回以上はパトカーを見ていると思う。
- 都市で洗濯の出来ない宿泊施設を利用した場合、代わりにコインランドリーを利用することになったが、市街地系のランドリーなどは高額化しているのを知る。
- 気仙沼でガス欠とバッテリー上がりを起こし、近辺のGS前で夜を明かしたが、GSの方が快く充電を承諾してくれ、助かった。
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